Category Archives: 日本語の勉強

小さい物への愛着

昔、中国からの使節が日本に来て、瀬戸内海を船で渡っている時、こう言ったそうだ。 「日本にもずいぶん広い川があります。これは何という川ですか。」黄河や揚子江など、広大な川を見慣れた中国の人が、瀬戸内海を川だと思ったも無理はないだろう。しかし、この言葉を聞いて、その場にいた日本人は、驚いたに違いない。それほど中国の川は広大なのか、また、中国の自然と比べて、日本の自然はそれほど小さいものなのか、と思ったことだろう。 中国の人だけではない。あるアメリカ人は日本の川を見て、「これは川ではない。滝だ。」といったそうだ。日本の川幅が狭く、流れの急なところが多いので、そんな感想を抱いたらしい。 確かに、中国やアメリカに比べると、日本の山や川は小さい。だから、中国人やアメリカの目には、日本の自然が、まるで箱庭のように見えるのかもしれない。 箱庭といえば、日本には盆栽という園芸があり、多くの愛好家がいる。これは、松や梅などを鉢に植え、小さく形を整えて鑑賞するものだ。盆栽は、もともと中国から伝わったが、日本で独特の発達を遂げたと言われている。ただでさえ小さい自然を、さらに小さいするのだから、日本人は、よほど小さい物に対する愛着が強い民族なのだろう。

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鳥になりたい

人間は昔から、「鳥のように自由に空を飛び回ることができたら、どんなにすばらしいだろう。」と想像してきた。 ルイサンスの天才、レオナルド・ダ・ビンチも、「鳥のようにそらを飛びたい。」という夢を抱いていたようだ。彼は、今から500年も前に、鳥の解剖をしたり、鳥が飛ぶ時の動きをスケッチたりして、鳥が空と飛べるわけを考えた。 彼は、現代の連続写真でなければわからないような動きまで、正確にスケッチしているといわれる。そして、その研究をもとに、彼は飛行機の設計図を残している。 レオナルド・ダ・ビンチが考えた飛行機は実現しなかったが、その後、たくさんの人たちが、空を飛ぶ方法を研究した。気球に乗って空を飛ぶことを考えた人もいた。カモメやトンビが、翼を動かさないで飛ぶことから、グライダーを考えてした。そして、とうとう今世紀の初めになって、アメリカのライト兄弟が、エンジン付きの飛行機の実験に、成功したのである。 レオナルド・ダ・ビンチの時代には、人間が空を飛べるなどと考える人は、ほんんどいなかっただろう。ライト兄弟の成功を見るまでは、飛行機の実験に興味を示す人は、ごくわずかだったそうだ。夢は、あくまでも夢だと、多くの人が思っていたに違いない。しかし、何人かの人は、「鳥になりたい」という夢を、何とか実現しようと努力してきた。その努力の積み重ねが、見事に花を開き、実を結んだのだ。 現在では、大型旅客機が、世界中の空を飛び回っている。そして、今や人間の夢は地球の上ばかりでなく、宇宙にまで広がっている。人類が、宇宙を自由に飛び回るのは、もはや時間の問題だろう。

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屋台

日本人が外国に住んで2、3年経つとむしょうに懐かしく思い出すことがいくつかあります。それはおすしや温泉や屋台などです。屋台でおでんお食べながらお酒を飲んでみたいと思うだけで胸が熱くなってくるのです。 外国にもさまざまな屋台があります。屋台をのぞくと、その国の庶民の食生活がわかって非常におもしろいです。 日本の屋台では、「おでん」、「ラーメン」、「焼き鳥」、「タコ焼き」、「焼きそば」、がよく出ています。外国人観光客に人気のある浅草では、一年中いろいろな屋台が出ています。これらのほかに「焼きとうもろこし」、「あんすあめ」、「じゃがバター」、「綿あめ」、「お好み焼き」、「手焼きせんべい」なとの屋台が寺の境内に所狭しと並んでいます。浅草は毎日がお祭りのようなにぎわいです。日本各地のお祭りでも、屋台は欠かせない存在です。子供の頃食べた焼きそば綿あめの味は、大人になっても忘れられないものです。 日本の屋台は手押し車をちょっとしたレストランや飲み物屋にしたもの。車の周りに椅子をいくらが並べて屋台の開店となる。雨が降るとビニールシートですっぽりと包み、客が雨に濡れないように工夫されている。 普段私たちが町で見かけるのは、庶民の大好物のおでんとラーメンの屋台です。夜になると駅前にいくつかの屋台が並びます。駅前は一日働きずくめで心も体もくたくたのサラリーマンがちょっと一杯ひっかけるのに格好の場所なのです。日本の屋台はたべることよりも、むしろお酒を飲むために立ち寄る人のほうが多いようです。 屋台は7、8人が肩と肩をあわせながら座れる程度の狭さです。この狭さがまったく気取りのない親しみやすい雰囲気を作っているのです。くつろいだムードで酒を酌み交わし、ビールをつぎあっているうちに、いつしか疲れも吹き飛んでいってしまうのです。 特に寒い冬の日に熱いおでんを食べるのは、最高です。おてんは日本人が寒い冬に好んで食べるなべ料理のことで、汁の中には大きく切った大根、ジャガイモ、ちくわ、はんぽん、こんにゃく、ゆで卵、昆布、焼き豆腐などの具が入っています。普通、だしは昆布でとりますが、屋台によっては、鳥肉でとることろもあります。 おでんを食べながら、気の置けない友人、知人とお酒を飲んでいると、体ばかりでなく心の中までぽかぽかとぬくかくなってくるのです。 大都会に住むサラリーマンが疲れた体を休め、明日への活力を養う場所が屋台なのです。外国生活の長い日本人が、なぜ屋台を懐かしむのか、おわかりになったでしょうか。

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旅と交通

昔、鉄道や自転車のような交通手段がなかった時代には、どこへ行くのにも、自分の足で歩くしかなかった。旅をするのにも、昔の人は、何日も歩き続けるしかなかった。 江戸時代(1603年~1876年)になって、江戸(現在の東京)と日本の各地を結ぶ街道が整備され、多くのひとが、街道を歩いて旅をするようになった。江戸と京(現在の京都)を結ぶ東海道は、特に交通量が多く、街道沿いの町はたいへんにぎわった。 江戸と京の距離はおよそ500キロだが、当時の人たちは、12日から15日くらいかけて、東海道を歩いたらしい。人間が一日に歩ける距離は、大人の男性で40キロぐらい。だから、毎日歩き続けたとしても、そのくらいの日数はどうしても必要だっただろう。 現在、東京と京都の間には、東海道新幹線か走りっている。時速200キロ以上のスピードを誇る新幹線を利用すれば、東京を出発して、3時間もしないうちに、京都に到着する。昔は10日以上かかった場所まで、わずか3時間足らずでいけるのだから、便利になったものだとおもわずにわいられない。 現代では、仕事のために新幹線を使って、東京から京都や大阪へ日帰りで出張することなど、日常茶飯事になっている。 しかし、それほど便利な新幹線だが、「新幹線を使って旅行をしてもおもしろくない。」と言う人もいる。あまり速すぎて、旅の情緒が味わえないというのだ。そして、わざわざ各駅停車の列車に乗って行く人もいろそうだ。 でも、こんな話を昔の人が聞いたら、きっと「贅沢なことを言うものだ。」と思うだろう。

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夏休みの旅行計画

日本人は働きすぎだ、という批判が高まってきたためか、最近は、日本の会社も、一週間とか10日とか長い時間の休みを設けるようにたった。その休みを利用して、都会を脱出し、海や山へ遊びにいく人や、海外旅行をする人が年々増えつつある。 また、8月の中旬は旧暦のお盆に当たるので、先祖の墓参りをするために、故郷へ帰る人がたくさんいる。ふだん離れ離れになっているようだ。「民族大移動」などと言われるほど、お盆の前後には、多くの人がいっせい帰省する。そして、またいっせい都会へ戻ってくる。 このように、夏は旅行する人が多くため、列車がたいへん混雑するし、道路も渋滞する。旅館やホテルなども、早めに予約しておかないと、利用することができない。だから、旅行を楽しむためには、計画を立て、前もって、乗り物や宿泊施設の手配をしておくことが必要である。

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梅雨と日本の家屋

日本では、北海道を除いて、6月から7月にかけて、しとしと雨の降る日が続きます。この時期を梅雨といいます。 梅雨の時期は気温が高く、湿度も高いので、とても蒸し暑く感じます。ですから、日本人住んでいる外国人は、たいてい「梅雨は苦手だ。」と言います。涼しくて乾燥した土地に育った人たちは、特に「蒸し暑くてたまらない。」と言います。 日本人は、昔から梅雨に悩まされてきました。そして、蒸し暑い気候の時でも快適に暮らすことができるように、いろいろな工夫をしてくました。 その工夫がいちばんよく現れているのは、日本の伝統的な家屋でしょう。 日本の家屋は、壁が少なく、自由に取り外しができる障子やふすまで部屋を区切ります。寒い冬の日には、この障子やふずまをとりはずし、家全体を一つの広い部屋のようにして過ごします。そうすると、風がよく通って、とても涼しいのです。 家屋の素材にも工夫があります。日本の家屋には、木や竹や紙など、植物性の素材が多く使われています。障子やふすまは、木と紙でできていますし、床に敷く畳も、わらといぐさを編んだものです。植物性の素材は、湿気を吸い取るので、湿度の高い風土に適しているのです。時代が変わるにしたがつて、家屋の作り方変わってきました。最近は、日本でも欧米風の建築が多くなりました。しかし、日本の風土を考えると、伝統的な家屋から学ぶことも多いと思います。

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言葉使い――レストランで

(1) 田中 : 君はなににする。 奥さん: メニューを見せてちょうだい。 田中 : ほら、メニューだよ。 奥さん: ええと、ハンバーグとライスと野菜サラダ。それから、アイスクリームがいいわ。 田中 : へえ。太るのを気にしてるわりには、ずいぶん食べるんだなあ。 奥さん: まあ、失礼ね。でも、食べすぎかしら。 田中 : ははは。冗談だよ。レストランなんか、めったにこないんだから、いっぱいたべたらいいさ。僕は、カレーライスとコーヒーにしよう。 店員 : ご注文はお決まりでしょうか。 田中 : ええ。ハンバーグにライスに野菜サラダにアイスクリーム。それに、カレーライスとコーヒーをください。 店員 : はい、かしこまりました。アイスクリームとコーヒーは、お食事の後でお持ちすればよろしいでしょうか。 田中 : ええ、そうしてください。 店員 : はい、かしこまりました。 (2) (1)は、田中さんと奥さんが、レストランに行ったときの会話です。二人が話しているところに、レストランの店員がやってきた場面です。この会話には、日本語の話し言葉の特殊が、いくつか現れています。 日本語の会話では、人間関係によって言葉使いがずいぶん変わります。家族や友達同士のような親しい関係では、「です」「ます」を使った丁寧な言い方はあまりしません。「何にしますか。」という言い方ではなく、「何にする。」と、くだけた言い方をするのが普通です。 田中さんは、奥さんに対してくだけた言い方をしていますが、レストランの店員に対しては、丁寧な言い方おしています。店員は、田中さんに向かって特に丁寧な言葉使いをしています。親しい関係でないうえに、店員と客という立場に違いがあるので、特別丁寧なのです。 日本語には、男性と女性の言葉使いにも違いがあります。例えば、自分のことを「ぼく」と言います。逆に、「食べ過ぎかしら。」という表現は、主に女性の言葉使いです。男性だったら、「食べすぎかな。」などと言います。 親しさの度合いや、立場の違いなどの人間関係によって、言葉使いが変わったり、男性と女性で言葉が違いたりするのは、日本語の話し言葉の大きな特徴です。日本語のおもしろいところでもあり、また難しいところでもあります。

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こんにちわ

开始学习了~~~标日中上的课文~~~火~~~你怎么不学习呢~~笑 こんにちは、わたしは王と言います。去年の6月に、留学生として日本にやってきました。 初めのうちに、言葉や習慣に違いから失敗ばかりしていましたが、最近はこちらの生活にもだいぶ慣れできました。大学へ通っているうちに、何でも気軽に話し合える友達もできました。 鈴木先生は私が通っている大学の先生です。ご専門は言語学で、私たち留学生に日本語を教えていらっしゃいます。 先生は、現代の中国に興味がおありになるそうで、時々中国のことをお尋ねになります。そんな時、私は喜んで中国のことを説明して差し上げます。 私は、これから、自分が知りたいことや興味があることについて、いろいろなほんを読んでどんどん勉強していこうと思っています。日本の自然や社会、歴史、文化、それに科学技術など、知りたいと思うことがいっぱいあります。小説や詩のような文学作品も日本語で読んでみたいと思っています。 旅行の計画もあります。今度の夏休みに、日本の各地を訪れようと思っています。夏休みが終わるまでに、できるだけいろいろな所に行って、見聞を広めるつもりです。

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